文書偽造容疑で警察官書類送検

佐久警察署で、猟銃などを所持する許可申請の手続きを担当していた警察官が、署長の決裁を受けずに許可証を作成したとして、有印公文書偽造などの疑いで、書類送検されました。
書類送検されたのは、長野県警察本部佐久警察署の生活安全課に勤務する29歳の巡査長の男です。警察によりますと、巡査長は猟銃などを所持する許可申請の手続きを担当していましたが、ことし7月から9月にかけて8人分、あわせて17件分の許可証を、警察署長の決裁を受けないまま作成して、申請者に交付したとして有印公文書偽造と行使の疑いが持たれています。
許可証を交付する場合、申請者の犯罪歴や銃の保管状態などを調べたうえで署長の決裁を受けて、公安委員会の印鑑を押す必要がありますが、巡査長は決裁を受けずに押していたということです。
調べに対して巡査長は、「仕事がたまってしまい、調査が終わらなかったので、決裁を受けずに許可証を作った。迷惑をかけ申し訳ない」と話しているということです。佐久警察署は、県内でもっとも許可申請が多く、巡査長は1人でこの仕事を担当していたということです。
県警察本部は6日付けで、巡査長を3か月、10分の1の減給とする懲戒処分にするとともに、上司にあたる署長や課長など4人を訓戒や注意としました。
県警察本部の臼田勝信首席監察官は「適正に処理すべき警察事務において、このような事案を起こしてしまい、深くお詫びします。県警職員が許可事務の重要性を再認識し、適正な事務処理にあたるよう改めて指示し、二度と発生させないよう取り組んでいきます」とコメントしています。

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